RMI とは Remote Method Invocation の略です。
RMI 技術を使用すると、あるプロセス内の Java オブジェクトが、別のプロセスで実行されている Java
オブジェクトを呼び出すことができます。
それでは、超簡単な RMI アプリを作ってみましょう。
開発環境 OSはWindows XP sp2、 J2SE SDK 1.4.2_05、IDEは Sun Microsystems の Sun
Java Studio 5 Updata1 Standard Edition です。
それでは、Sun Java Studio 5 Updata1 Standard Edition(これより Java Studio
と略します)を起動しましょう。
[ スタート ]→[ すべてのプログラム ]→[ Sun Microsystems ]→[ Sun ONE Studio 5u1 SE
]→[ Sun ONE Studio 5u1 SE ]
ようこそ画面がでたら、これから作成するプログラムのプロジェクトを作ります。
[ プロジェクト ]→[ プロジェクトマネージャ ]
[ 新規 ] を選択します。
プロジェクト名を記入します。
ここでは RMI_001 としました。
エクスプローラのプロジェクトに RMI_001 が登録されました。
次にファイルシステムをマウントします。
[ ファイル ]→[ ファイルシステムをマウント ]
新規ウィザード画面が表示されます。
ローカルディレクトリを選択して [ 次へ ] をクリックします。
画面の指示に従いディレクトリを選択します。
ここでは RMI_001 ディレクトリを選択しました。
[ 完了 ] をクリックして新規ウィザード画面を閉じます。
エクスプローラの [ ファイルシステム ] に先ほどのディレクトリがマウントされているのが確認できます。
次に、これから作成するプログラムのパッケージを作ります。
パッケージ名はJavaコーディング規約に添ったものが望ましいが今回は簡単なものにします。
マウントしたファイルシステムを右クリック、[ 新規 ]→[ Java パッケージ ]
新規ウィザード - Java パッケージ画面が表示されます。
画面の指示に従いパッケージ名を入力します。
ここでは HelloWorld としました。
ファイルシステムに HelloWorld パッケージが追加されます。
次に、この HelloWorld パッケージに RMI に必要なファイルを追加していきます。
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