サーバー側ファイル 実装ファイルの作成
それではサーバー側ファイルの実装を作成します。
リモートインタフェースを作成した時と同じように HelloWold パッケージにファイルをテンプレートから追加します。
[ ファイル ]→[ 新規 ] を選択します。
[ 新規ウィザード ] のRMIテンプレートノードよりユニキャストリモートオブジェクトを選択します。

オブジェクト名を設定します。
今回は HelloImpl とします。

[ 次へ ] をクリックしてリモートインタフェースの設定をおこないます。

既存のリモートインタフェースを使用 のラジオボタンを押し、使用するリモートインタフェースを記入します。
今回は右端のブラウズボタン [ ... ] を押して選択画面を表示させます。

選択画面より Hello インタフェースを選択し、[ 了解 ] ボタンを押します。
既存インタフェースに Hello インタフェースが表示されます。

[ 次へ ] をクリックします。
実装名を設定します。
実装クラス名はリモートインタフェースの名前に基づいて作成するのがいいようです。
HelloImpl とします。

[ 完了 ]ボタンを押します。
実装ファイルが自動生成されているのが確認できます。

このままでもいいのですが、RMIレジストリのバインド名を HelloImpl から HelloServer に変更します。(66行)

次に sayHello() メソッドの処理内容を記述します。(78行)
簡単な文字列を返すだけのものです。

これでサーバー側実装ファイルの作成の完了です。
リモートインタフェース、実装ファイルとサーバー側に必要なファイルの作成は完了です。
ソースをご覧になった方はお気づきになったと思いますが、Java1.2以降のバージョンではセキュリティーポリシーファイルが必要になります。
これは後で作成します。

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