JavaFX の MeshView を試してみる その2

JavaFX

このエントリーは JavaFX の MeshView を試してみる の続きです。

今回は立方体を表示させるプログラムを組んでみます。

立方体だからといって複雑になり難しくなることはありません。

しょせん、最小構成のポリゴン(  TriangleMesh ) の集まりです。

立方体の頂点の座標は下図のようにしました。

box

 

この立方体に貼るテクスチャは次のものを使います。

duke_uv

 

これを先ほの立方体へ貼ります。

解りやすくするためにテクスチャの座標とインデックスをいれた画像を用意しました。

t_map

 

前回のエントリーをお読みになった方は下記のソースコードを見たら何をやっているか理解できるでしょう。

今回はちょっとピッキング API でお遊びをいれています。

ピッキング API で取得した情報を標準出力に表示させたり、

オブジェクトの拡大縮小をやっています。( この部分は JavaFX の標準機能だけでシンプルな 3D トイピアノをつくろう を参考にしてください。)

scene.setOnMouseClicked(event -> {
    PickResult pickResult = event.getPickResult();        
    System.out.println(“PickResult Node : ” + pickResult.getIntersectedNode());
    System.out.println(“PickResult Face : ” + pickResult.getIntersectedFace());
    System.out.println(“PickResult TexCoord : ” + pickResult.getIntersectedTexCoord());
    System.out.println(“PickResult Distance : ” + pickResult.getIntersectedDistance());          
    if (pickResult.getIntersectedNode() == meshBox) {
        Point3D point3d = pickResult.getIntersectedPoint();
        if (point3d.getX() != 0.0d && point3d.getY() != 0.0d && point3d.getZ() != 0.0d) {
            meshBox.setScaleX(abs(point3d.getX() / 100.0d) * 1.8d);
            meshBox.setScaleY(abs(point3d.getY() / 100.0d) * 1.8d);
            meshBox.setScaleZ(abs(point3d.getZ() / 100.0d) * 1.8d);
        } else {
            meshBox.setScaleX(0.5d);
            meshBox.setScaleY(0.5d);
            meshBox.setScaleZ(0.5d);
        }
    } else {
        meshBox.setScaleX(1.0d);
        meshBox.setScaleY(1.0d);
        meshBox.setScaleZ(1.0d);
    }
});

これによって得られる情報は下記のようになります。

PickResult Node : MeshView@7bc4dd1a
PickResult Face : 10
PickResult TexCoord : Point2D [x = 0.4647918545001403, y = 0.5826962887300013]
PickResult Distance : 675.187084447299

最後の PickResult Distance はカメラからの距離となります。

ついでに 3D オブジェクトの情報もとってみました。

System.out.println(“PointElementSize : ” + this.getPointElementSize());
System.out.println(“TexCoordElementSize : ” + this.getTexCoordElementSize());
System.out.println(“FaceElementSize : ” + this.getFaceElementSize());

プログラムの実行結果で得られた値は下記のようになります。

PointElementSize : 3
TexCoordElementSize : 2
FaceElementSize : 6

これらは上から 3, 2, 6 といつも同じ数値を返すようです。

私はてっきり各配列の要素数を返すものだと思い込んでいたので少しばかり悩んで時間を無駄にしてしまいました。

これらの存在意義が解らないので未だにすっきりしていないし、間違って解釈している可能性もあるので霧の中にいるような感覚が今もあります。

あと、今回は複数のフェイスで 3D オブジェクトが構築されているので次のメソッドを使用します。

javafx.scene.shape.TriangleMesh クラスの ObservableIntegerArray getFaceSmoothingGroups() メソッドです。

これを使いフェイスをグルーピングしてスムーズに表示させることが可能となるようです。

this.getFaceSmoothingGroups().addAll(
        0, 0, 1, 1, 2, 2, 3, 3, 4, 4, 5, 5
);

上記コードは、triangle A-C-B と triangle C-D-B をグルーピング ( 0 )

triangle E-F-G と G-F-H ( 1 )、triangle A-B-E と triangle E-B-F ( 2 ) … という具合にグルーピングしていきます。

最終的にはフェイスの数と faceSmoothingGroups の配列の要素数は等しくなります。

これを間違えてもコンパイルエラーにはなりませんし、プログラムもエラーで止まることなく実行されてしまいます。

ただ肝心の 3D オブジェクトは表示されることは無いでしょう。

あっ、空だと表示されますね。(当たり前か)

さて、この機能なんですが本当に効果があるのでしょうか?

私の環境では違いを確認できませんでした。

このような小さなプログラムでは効果が確認できないのかもしれません。

最後にこのプログラムの動画を貼っておきますので興味のある方はご覧くださいませ。

 

JavaFX 楽しすぎるから年末の TODO が減らない! どうしよう(>_<。)

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F(X)yz を SceneBuilder 2.0 で使ってみた。

JavaFX

JavaFX の 3D ライブラリとして現在活発に開発が進められている F(X)yz が SceneBuilder 2.0 で使用できることを José Pereda さんから教えてもらったので早速少しだけ試してみました。

まず、https://github.com/Birdasaur/FXyz からライブラリをダウンロードします。

それから SceneBuilder 2.0 にダウンロードしたライブラリをインポートします。

Library の右側に小さくある歯車のボタンをクリックして出てくるプルダウンメニューより Import JAR/FXML File… を選択します。

1

 

すると Import Dialog ウィンドウが表示されます。

必要なものだけ選んで Import Components ボタンをクリックします。

2

 

12月23日 午後7時05分追記

Git からダウンロードしたものだと上手のように最新の 3D ライブラリは含まれていません。

必ずプロジェクトをビルドしてからライブラリを追加しましょう。

fx

 

無事にインポートされたら Custom の項目に追加されたのが確認できます。

3

 

ちゃんとビルドしたライブラリをインポートすれば多くの 3D ライブラリが追加されます。

fx2

 

実際に Mesh オブジェクトを表示させるだけのプログラムを組むために下図のように配置及び変形させてみた。

4

 

適当に色を付けて表示させただけのプログラムの実行結果は下図のようになります。

5

SceneBuilder を使っての 3D アプリケーションの正しい開発方法を未だに情報収集できてないので細かいことは良く解らないのでただ使えるじゃんで終わりです。

ちなみにテクスチャを狙い通りに貼る方法は解りませんでした。

最初に述べたように開発が積極的に行われているようなので今後いろんな 3D オブジェクトが追加されるだろうと期待しています。

最近ではクロスの 3D アニメーションなんかは凄いインパクトがありました。

12月23日 午後9時 追記

クロスとカーブスプリング、スプリングも表示させるだけのプログラムを組んで確認しました。

クロスにはテクスチャを貼ることができました。

fx_a

 

fx_b

 

きっと大きな幸せを呼んでくれるライブラリになると期待してます。(^_^)

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