Valhalla 楽しい? その2
前回のエントリーで Valhalla をビルドしました。
今回は更新されたソースを取得して最新の Valhalla を楽しむための手順です。
と言っても簡単です。
Babun shell を起動します。
Valhalla ディレクトリに移動します。
cd /cygdrive/c/openjdk/valhalla
変更されたソースを取得します。
./get_source.sh
configure を実行します。
./configure –disable-warnings-as-errors –with-freetype-src=/cygdrive/c/openjdk/freetype-2.6.2
最後に make を実行します。
make clean images
これで終わりです。
ビルドに時間がかかるのはしかたないですがソースの取得が追加更新されたものだけをダウンロードするので通信環境の弱い人にはありがたいですね。
さて、これだけではちょっとアレなので JDK8 の Stream API と Lambda 式を使ったシステムプロパティの取得プログラムを走らせてみます。
あれれ、画像ではクラスの宣言部分が切れてます。気にしないでください。(;´Д`)
実行結果は次のようになります。
Stream API と Lambda 式のおかげでソースコードが美しく表現できて解りやすくて良いですね。
Valhalla が動く JDK だと Integer, Long などが必要なくなってうっかりオートボクシングが働いていて知らず知らずのうちにパフォーマンスの悪いプログラムになってしまっているなんてことが無くなるのかな?
しかも、ValueType で CPU キャッシュメモリにデータを載せやすく?なり、プログラムの高速化も期待できるかもしれない。
早く使ってみたいな。 Valhalla
TAGS: Java | 2016年5月2日6:39 AM
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